※本製品は生産終了しました。音質が向上した後継機のKaguraをご検討ください。

至高の音質を磨き上げ、さらに高出力を達成し
　“静と動”を表現するモノーラルパワーアンプ

伝統のONGAKUの回路を活かしながらオーディオ・ノート最大の出力を誇るパワーアンプです。
A級動作で50Wの出力を持つGAKUON-II は、低能率スピーカーをも余裕を持ってドライブします。
2本の出力管を各々専用のドライバーで駆動し、余裕のある音場を形成します。

特徴

ONGAKUの回路を継承し、オーディオ・ノート社最大の出力を誇るパワーアンプ
パラレルシングル構成で2本の出力管を各々専用ドライバーにより駆動
211のダイレクトでキレの良い音質をよりダイナミックに楽しみたい方にお奨め
純銀配線材SSW(Silk Silver Wire)や純銀箔コンデンサを含む多種の自社部品を使用し、ひとつひとつ丁寧に手配線で製造
開放的な音を実現する純銅製メインシャーシ

各種オリジナルパーツ

銀線巻出力トランス

線材に銀を使用するだけでは成し得ない、豊かなで素直な音を表現する独自の多層分割巻きの構造をとっています。一品一品熟練した技術者の手作業により整列巻きされたトランスで、線材は当然すべてオリジナルの純銀線。
211の持つストレートでクリアーな音質に潤いと品格を与える重要なパーツです。
また、高電圧で使用されること等を考慮し、絶縁グリスを塗布しながら巻線を進めていく特殊な方法で製造しております。

純銀箔コンデンサ

純銀箔を電極としたフィルムコンデンサーです。
真空管アンプの音質に重大な影響を与えるカップリングコンデンサに、箔の振動対策を施しました。微弱信号から大信号まで音を濁すことなく、正確な音楽伝送が可能です。
高品質維持のために一つ一つすべて社内で生産しています。

オリジナル純銀製配線材SSW

配線材にも純銀線を使用しています。線材の不要な振動を押さえ、また塩化ビニールの外装と直接接触させないために天然の絹で線材を巻き付けその上に外装シースをかぶせた特殊構造です。

おもな仕様


基本構成	211 パラレルシングルモノーラルパワーアンプ

定格出力	50W @1kHz, 5% THD

周波数特性	12Hz ～ 20kHz (+0dB, -3dB @1W)

入力 / インピーダンス	1系統 (RCA, アンバランス) / 100kΩ

スピーカー出力端子	8Ω

残留ノイズ	1mV未満

真空管	211 x2, 6072 x1, 5687 x2, GZ34 x4

消費電力	270W

外形寸法(突起部含まず)	280mm(W) 242mm(H) 525mm(D)

重量	33kg